暮らしの使いにくさ

車のドアはなぜ「重い」と感じる? 身近な不便から使いやすさを考えてみた

我が家ではレクサスNXに乗っています。走りや装備も含めて気に入っている車なのですが、一つだけ、以前から私が少し煩わしく感じていることがあります。ドアの開け閉めです。私は身長182cmで、日常生活でドアの開閉に困るような身体状況ではありません...
暮らしの使いにくさ

握力は何kgあれば生活に困らない? ペットボトルが開かないのは「あなたの力」だけの問題ではない

「最近、ペットボトルのふたが固くなった気がする」「瓶のふたが開かない」「買い物袋を持っていると、指が痛くなる」こんなことが続くと、「握力が落ちたのかな」と考える人もいると思います。では実際、握力は何kgあれば生活に困らないのでしょうか。20...
リフォーム・改修

玄関の段差をなくせば安心、ではない。高齢者・片麻痺の人が玄関で困る本当の理由

玄関のバリアフリーについて相談を受けると、かなりの確率で出てくるのが「段差」の話です。「この上がり框は高すぎませんか」「段差を低くした方がいいですよね」「スロープにした方が安全でしょうか」もちろん、段差は重要です。けれど作業療法士として実際...
転倒・事故予防

避難所まで270m。それでも、私は安心できませんでした。

災害が起きるたびに、「すぐに避難してください。」という言葉を耳にします。もちろん、その呼びかけは命を守るために必要です。でも、先日行った避難訓練で、私は改めて思いました。避難所までの距離だけでは、安全かどうかは分からない。270m先の避難所...
暮らしの使いにくさ

段差5cmより怖いものがあります

高齢者や障害のある方の住環境について話をしていると、「段差は何cmから危険ですか?」という質問を受けることがあります。住宅改修では段差の解消が重要であり、住宅メーカーや介護用品の資料でも「○cmの段差」といった表現をよく目にします。もちろん...
介護と住まい

運転免許を返納したら、暮らしはどう変わるのでしょうか。

高齢になると、運転免許の返納について考える場面が増えてきます。事故のニュースを見るたびに、「そろそろ返納した方がいいのではないか」と家族で話し合うこともあるでしょう。しかし、運転免許の返納について語られるとき、私には一つ気になることがありま...
リフォーム・改修

住める家と、暮らせる家は違います。

家を探すとき、多くの人は間取りや築年数、日当たり、駐車場の有無を気にします。介護や障害が関われば、そこに手すりや段差、車椅子で移動できる広さなども加わるでしょう。もちろん、それらは大切です。しかし、私は作業療法士として多くの方の生活に関わる...
転倒・事故予防

雪がなくなっても、転倒は終わりません

北海道では雪解けを迎えると、道路や歩道の補修工事が始まります。冬の間、除雪車が何度も通り、路面は凍結と融解を繰り返します。その影響で舗装にはひび割れや段差が生じ、春になると各地で補修が行われます。しかし、北海道の道路網は広大です。生活道路ま...
未分類

家だけでは、暮らしは支えられません

福祉住環境コーディネーターや作業療法士として住宅改修のご相談を受けていると、「どんな手すりを付ければいいですか」「段差はなくした方がいいですか」といったご質問をいただきます。もちろん、住まいは安心して暮らすためにとても大切です。しかし、私は...
介護と住まい

高齢者とペットと家――「この子がいるから離れられない」が住まいの選択を変えるとき

高齢者の住まいについて考えるとき、私たちはさまざまな条件を確認します。一人で生活できるのか。階段は使えるのか。トイレや浴室は安全なのか。買い物はできるのか。病院へ通えるのか。家族の支援は受けられるのか。経済的に暮らし続けられるのか。しかし、...