介護と住まい

空き家になる前に考えたいこと

「住めなくなってから」では遅い理由親が亡くなった後、実家が空き家になる。そんな話を耳にする機会が増えました。しかし実際には、空き家は突然生まれるものではありません。私は作業療法士として高齢者の生活を支援する中で、「家との付き合い方」が少しず...
リフォーム・改修

300万円の住宅改修は本当に正しい選択なのか

高齢になり、自宅での生活に不安が出てくると住宅改修が検討されます。手すりを付ける。段差をなくす。トイレを広くする。浴室を改修する。こうした住宅改修によって生活が続けやすくなることは少なくありません。しかし私は作業療法士として現場に関わる中で...
介護と住まい

なぜ高齢者は住み替えを決断できないのか

身体機能より先に始まる「家とのズレ」高齢になると、今の家で暮らし続けることが難しくなる場面があります。階段がつらくなる。雪かきが大変になる。通院や買い物に家族の支援が必要になる。それでも多くの人は住み替えを決断しません。私は作業療法士として...
介護と住まい

親が元気なうちに話しておきたい住まいのこと

親の住まいについて考えるのは難しいものです。「まだ元気だから」「そのうち考えればいい」そんな気持ちになるのも自然なことだと思います。しかし、実際に相談が増えるのは親が元気なうちではありません。転倒した後。入院した後。認知症が進行した後。そう...
リフォーム・改修

親の家、このままで大丈夫ですか?

実家に帰ったとき、「前より階段が急に見える」「使っていない部屋が増えている」「庭の手入れが大変そう」そんなふうに感じたことはないでしょうか。親は「まだ大丈夫」と言います。しかし、住まいの変化は介護認定より前に始まっていることがあります。私は...
介護と住まい

高齢者住宅選びで失敗する理由

高齢者住宅を探し始めるきっかけは人それぞれです。一人暮らしが不安になった。退院後の生活が難しくなった。家族の介護負担が大きくなった。しかし実際には、「住宅選びそのもの」で失敗するケースよりも、「住宅選びを始める時期」で失敗するケースを多く見...
介護と住まい

住み続けるか、引っ越すか

高齢になると、今の家に住み続けるべきか、それとも住み替えるべきかという悩みが出てきます。長年暮らした家には思い出があります。近所付き合いもあります。できれば住み続けたいと考える方は少なくありません。一方で、身体機能の低下や介護の必要性が高ま...
介護と住まい

在宅介護が続く家と続かない家

高齢の親を自宅で介護したい。そう考える方は少なくありません。住み慣れた家で暮らしたいという本人の希望もありますし、家族としてもできる限り支えたいと思うものです。しかし実際には、介護が始まって数か月から数年で在宅生活が難しくなるケースもありま...
介護と住まい

2階の押し入れが空になるとき、その家で起きていること

住宅の相談や訪問をしていると、2階の押し入れがほとんど使われていない家を見かけることがあります。収納が足りないわけではありません。むしろ十分な広さがあります。それでも中は空に近い状態です。なぜでしょうか。押し入れが使われなくなる理由は収納不...
転倒・事故予防

本当に転ぶのは大きな段差ではありません

家の中の転倒というと、階段や高い段差をイメージする方が多いかもしれません。しかし実際に生活を見ていると、高齢者が転ぶのは必ずしも大きな段差ではありません。むしろ、「こんなところで?」と思うような小さな段差や敷居でつまずく場面をよく見かけます...