介護と住まい

住まいを介護に合わせて整えるとき、
手すりや設備だけを考えてしまうことがあります。

しかし実際には、
家の構造、生活の動線、家族の生活など、
さまざまな条件が関係しています。

このカテゴリでは、
住まいと介護の関係を、生活の視点から考えています。

介護と住まい

身体機能が変わると家の見え方も変わる

日常の動作から考える住まい家は同じでも、身体の状態が変わると生活の感じ方は少しずつ変わります。例えば段差が少し気になる高い棚が使いにくい靴を履くときにふらつくこうした変化は、家が変わったわけではありません。身体の使い方が変わったことで起こり...
介護と住まい

玄関が狭いと介助はどれくらい難しくなるのか

― デイケア送迎でよく見る玄関の動きデイケアの送迎に立ち会っていると、玄関で少し苦労する場面をよく見ます。車いすへの移乗。段差の上り下り。靴の履き替え。どれも特別な動作ではありません。ただ、玄関が少し狭いだけで介助の難しさは大きく変わります...
リフォーム・改修

立派な客間が使われなくなる理由

― 住宅文化と生活の変化住宅では、来客のための部屋を作ることがあります。和室客間仏間など、家の中でも比較的きちんとした部屋として作られることが多い場所です。しかし実際の生活では、こうした部屋が本来の用途では使われなくなることも少なくありませ...
介護と住まい

玄関は広くても使いにくくなることがある

― 生活の「面倒」が環境を変えていく住宅の玄関は、家の出入りをする場所として作られています。しかし実際の生活では、玄関は単なる出入り口ではありません。靴傘コート荷物など、さまざまな物が集まる場所になります。そのため玄関は、生活の中で物が増え...
介護と住まい

収納が多い家でも使いやすいとは限らない

― 収納は生活と時間の問題でもある住宅を考えるとき、収納は多い方が良いと考えられることがよくあります。モデルハウスや住宅の広告でも、収納たっぷり大容量収納といった言葉が使われます。しかし実際の生活では、収納が多いことが必ずしも使いやすさにつ...
介護と住まい

介護は家の間取りで大きく変わる

― 住まいは介助を前提に作られていない介護というと、身体の状態や介護技術が注目されることが多くあります。しかし実際の生活では、家の間取りによって介護のしやすさが大きく変わることがあります。多くの住宅は介助を前提に設計されているわけではありま...
介護と住まい

住まいを整えるときに最初に考えること

― 設備ではなく身体住まいを整えるとき、多くの場合は手すり段差解消便利な福祉用具といった設備から考えられることが多くあります。しかし実際の生活では、設備を整えても使われないことがあります。理由は単純で、身体の動きが考えられていないからです。...
介護と住まい

北海道の家はなぜ玄関ポーチが高いのか

― 寒冷地の住宅と段差の問題北海道の住宅では、玄関ポーチが高く作られている家をよく見かけます。本州の住宅と比べると、玄関までの段差が大きいと感じることもあります。これは単なる設計の違いではなく、寒冷地特有の住宅事情と関係しています。基礎を高...
介護と住まい

介護しやすい家とはどんな家なのか

― 住まいと生活の関係から考える年齢を重ねたり、身体に不自由が出てくると、住まいの使い方は少しずつ変わっていきます。そのときによく聞かれるのが「介護しやすい家とはどんな家なのか」という疑問です。手すりを付ける段差をなくす設備を整えるこうした...
介護と住まい

家の真ん中に玄関がある間取りの問題

― 住まいと生活の距離住宅の間取りを見ると、玄関が家の中央に配置されている家をよく見かけます。玄関を中心にして左右に部屋が分かれる形の間取りです。一見すると動線が良く、どの部屋にも行きやすいように見えます。しかし実際の生活では、この配置が不...