― 浴室は想像以上に体力を使う場所
住宅の中でも、
浴室は身体の動きが多い場所です。
立つ
向きを変える
またぐ
座る
といった動作が重なります。
そのため、
家庭内事故が起こりやすい場所の一つでもあります。
浴槽をまたぐ動作は単純ではない
浴槽をまたぐ動作は、
一見すると単純な動きに見えます。
しかし実際には
片脚で身体を支える
脚を持ち上げる
身体のバランスを保つ
といった動作が同時に行われています。
そのため
股関節
膝
体幹
などの状態によって、
難しくなることがあります。
入るときは深い方向に向かう
浴槽に入るときは、
身体が深い方へ向かう動きになります。
そのため
身体が前に傾きやすく、
バランスを崩しやすくなることがあります。
さらに浴室は
床が濡れている
滑りやすい
といった条件も重なります。
出るときは持ち上げる力が必要になる
浴槽から出るときは、
今度は
高い方へ身体を持ち上げる動き
になります。
つまり
脚を持ち上げる
身体を支える
といった力が必要になります。
入るときとは
また違う難しさがあります。
入浴は思っているより体力を使う
入浴は
体を洗う
温まる
というイメージがありますが、
実際には
立つ
しゃがむ
向きを変える
またぐ
など、
身体を多く使う作業でもあります。
そのため体力が落ちてくると、
入浴そのものが負担になることもあります。
福祉用具が使いにくいこともある
浴槽のまたぎを補助するために
スライディングボードなどの福祉用具もあります。
しかし一般家庭の浴槽では
幅が狭い
設置スペースが限られる
といったことがあり、
使いにくいこともあります。
また、
自分で設置することが難しい場合もあります。
福祉用具があっても
実際の住宅環境では
使いにくいこともあります。
まとめ
浴槽をまたぐ動作は
片脚で身体を支える
脚を持ち上げる
身体のバランスを保つ
といった複数の動きが重なる動作です。
さらに
入るときは深い方向へ
出るときは高い方向へ
という動きが必要になります。
浴室は滑りやすい環境でもあるため、
身体の動きと住まいの構造の両方を考えることが大切になります。

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