玄関の手すりはどこにつければいいのか

― 上がり框の動作から考える設置場所

玄関は住宅の中でも
手すりが必要になることの多い場所です。

外から家に入るときには
**上がり框(あがりかまち)**の段差があり、

靴を脱ぐ
体の向きを変える
段差を上がる

といった動作が続きます。

そのため玄関では
手すりが役立つことがあります。

しかし実際の住宅では
手すりを付けたい場所に付けられない
ということも少なくありません。


上がり框では体の向きが変わる

玄関での動作は
単純に段差を上がるだけではありません。

靴を脱ぐ
片足立ちになる
体の向きを変える

といった動作が重なります。

このとき身体のバランスが崩れやすくなるため、
手すりがあると
動作が安定することがあります。


手すりは立ち上がりの方向に合わせる

玄関での動作では
体をどちらに向けて動くかによって
使いやすい手すりの位置が変わります。

例えば

右側に体重を乗せて上がる人
左側に体重を乗せて上がる人

では
必要な位置が違います。

人の動作は左右対称ではなく、
利き足や身体の状態によって
動きやすい方向があります。

そのため玄関の手すりも
実際の動作に合わせて考えることが大切になります。


玄関は手すりを設置しにくい場所でもある

しかし実際の住宅では、
玄関は手すりを設置しにくい場所でもあります。

玄関には



荷物
買い物袋

などが集まりやすく、
スペースが限られていることが多いからです。

そのため本来であれば
手すりを付けたい位置でも

壁が使えない
動線の邪魔になる

といった理由で
設置が難しいことがあります。


靴の着脱には椅子が役立つこともある

玄関では段差だけでなく
靴の着脱も大きな動作になります。

そのため椅子に座って
靴を履いたり脱いだりすることで
動作が安定することがあります。

実際に椅子を使うことで
転倒のリスクが下がることもあります。


しかし玄関には椅子を置くスペースがないことも多い

ただ実際の住宅では
玄関に椅子を置くスペースが
確保されていないことも少なくありません。

靴箱
荷物
通路

などでスペースが限られているため、

椅子を置きたいが置けない

という状況になることもあります。


玄関の手すりは生活の動きで決まる

玄関の手すりを考えるときには

段差の高さ
身体の動き
スペース

といった条件が重なります。

手すりは単に設置するだけではなく、
生活の動きの中で使える位置にあること
が大切になります。


まとめ

玄関では

上がり框の段差
靴の着脱
体の向き

などの動作が重なります。

そのため手すりは

身体の動き
動作の方向
スペース

を考えて設置することが大切になります。

玄関の手すりは
設備の基準だけでなく
生活の動きの中で考えることが重要になります。


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