バランスが不安定になると家の中で起きること

ふらつきは筋力だけの問題ではない

日常生活の中で

「少しふらつくようになった」

という話を聞くことがあります。

バランスというと、
足の筋力の問題だと思われることが多いのですが、
実際にはそれだけではありません。

体のバランスは

筋力
感覚
神経の働き

などが組み合わさって保たれています。

そのため身体のどこか一つが変化すると、
日常の動きの中でふらつきが出ることがあります。


浴槽をまたぐ動作

浴室では

浴槽をまたぐ

という動作があります。

このとき体は

片脚で体重を支えながら
もう一方の脚を持ち上げて動かします。

つまり

片脚で体を支える状態

になります。

浴室は床が滑りやすく、
視界も狭くなるため、
バランスを崩しやすい動作になります。


更衣の動作

服を着替えるときも
バランスを使っています。

ズボンを履く
靴下を履く

といった動作では

片脚で体を支えながら
もう一方の脚を動かします。

普段は自然に行っている動作ですが、
身体機能が変化すると
不安定になることがあります。


靴の着脱

玄関での靴の着脱も
バランスを必要とする動作です。

靴を履くときには

体を前に倒す
片脚で体を支える

という動きが重なります。

そのためふらつきがある場合、
この動作の中で不安定になることがあります。


段差、特に降りる動作

段差を降りる動作では

体重

重力

をコントロールする必要があります。

上るよりも

降りる方が難しい

と言われることが多いのはこのためです。

体を支えながらゆっくり体重を移すため、
バランスを崩しやすい動作になります。


物を持って歩く動作

荷物を持つと、
体のバランスも変わります。

例えば

洗濯物を運ぶ
食器を運ぶ
買い物袋を持つ

といった動作です。

手に物を持つと

腕で体を支えられない
体の重心が変わる

といった条件が加わります。

そのため普段よりも
バランスを取りにくくなることがあります。


バランスには感覚も関係している

体のバランスは
筋力だけで保たれているわけではありません。

例えば

視覚
聴覚
体の感覚

といった情報を使いながら
体は姿勢を調整しています。

脳の働きの中でも
小脳は姿勢や動きの調整に関係しています。

こうした働きがあることで、
人は歩いたり立ったりする動作を
自然に行うことができます。


まとめ

バランスの問題は
単純に筋力だけで説明できるものではありません。

体は

筋力
感覚
神経の働き

などを使いながら
姿勢や動きを調整しています。

そのため

浴槽をまたぐ
更衣
靴の着脱
段差を降りる
物を持って歩く

といった日常の動作の中で、
ふらつきが現れることがあります。

日常の動きを見ていくと、
身体の変化が生活の中にどのように現れるのかが見えてきます。


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